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2005/01/21 |
| 「水仙の頃 」 |
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| 季節柄か、結婚式用の服のオーダーが多い。 |
| 昨年の今頃も、娘さん時代の付下げや、 |
| 留袖リメイクのドレスのオーダーを頂いていた。 |
| 今年は割と簡素で、普通の生地の |
| ワンピースや、手持ちのスカートに合わせる |
| ブラウスを、とのご注文で、不安定な世情を |
| 反映し、式自体が今年は簡素になっている |
| のだろうか、などと推測してしまう。でもこれは |
| 今年の私にとってはラッキーかもしれない。 |
| とにかくオーダーが山積みの上、11月から1月一杯は、割と気分がさっぱりしない時期 |
| なのだ。2月生まれの私の新年は、誕生日に近い節分の頃からで、寒さの中にも初春を |
| 感じる空気が漂い始めると、まるで冬眠から覚めたようにいきなり元気が甦って来る。 |
| ニガリのお陰でずっと風邪知らずだったのに、今年はアデノウイルスに侵され久々に |
| 情けない思いまで味わってしまった。。。こんな時、一瞬晴れやかな気分になれるのは、 |
| 水仙の香りを嗅いだときだ。うちも路地の狭〜いスペースの植木鉢に、水仙も数年前から |
| 植えてはいるが、地植えで何年も経たないとこの花は綺麗に咲いてくれない。いつも |
| 葉っぱだけで花は一輪咲けばいいほうだ。過去、かなり傾倒した作家、立原正秋の小説に、 |
| 女性が意中の男性に(確か)300本の水仙を送り、男性は、床の間の李朝の壷に |
| 入れて香りを楽しむシーンがあったように思うのだが、華やかさを内に秘めた紬の似合う |
| 日本女性のイメージがある。水仙が好きなのは、自分が全く違うタイプの女なので |
| 余計イメージ的にも憧れを抱いてしまうせいなのかもしれない。 |
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